• 平岡大輔

シブヤでこんな塾を開いてます


大学生を集めてマーケティングについて学ぶ私塾「シブヤ塾(仮)」を開いています。

以前のブログにも書きましたが、日本にマーケティングが根付いていないのは、業務に携わっている人たちの定義があいまいで、マーケティングという行為に対しての共通認識を持てていないからです。

偏った知識や情報を元に、先輩社員は後輩社員に業務を教えます。教えられた人たちはそれが正しいものとして、間違えないように先輩社員のつくった道を歩みます。いつまでたってもマーケターが育ちにくい環境です。

知的労働者の多くは、練習もしないで試合に出ています。プロスポーツ選手は日々練習をして、いざ試合に望みます。ビジネスのプロであるはずの人達で、会社の中で教わったこと以上に勉強している人は少ないと思います。

社外の人とも交流し、刺激を受けている人であればそうはならないと思います。ただ、会社員の多くは社内の交流が中心です。そのため、現状が正しいものだと思い込みがちです。

そのため、若い人たちから良い影響をつくっていく方が近道ではないかと思ったのが、この会の始まりです。企業に所属する前のまっさらな状態の学生たちに対して、マーケティングの体系的な理解とその本質を知ってもらうことにより、その状況をつくっていけるなと思いました。

人に伝えたければシンプルにすること

今、10名の学生がグループに所属していて、毎回3-4名ずつ集めて議論を交わしています。まずはマーケティングについてのマインドセット。最初は以下のような内容について講義します。

●マーケティングの定義 「◯◯マーケティング」といういろんなマーケティングらしきものが世の中にはあふれています。でもそれらはすべて手法の話であって、マーケティングそのものではありません。なのでまず、マーケティングは「売る行為を楽にすること」と言語化しています。

●マーケティングの原理原則 マーケティングの方法は大きく3つあります。

①商品を相手の求めている状態に変える(商品を変える)

②商品を求めている相手を探す(相手を替える)

③商品を求めるような状態に相手をさせる(相手を変える)

①商品を変える 健康志向が市場にあるならカロリーオフの商品をつくるとか、若い女の子向けにかわいいパッケージに変えるとか、店頭だけでなくWEBでも替えるようにするとかです。

②相手を替える 都会で水を売るのではなく砂漠で水を売るように、より自分の商品を欲している人に向けて訴求する

③相手を変える 相手が気づいていない欲求を呼び起こして、自分のことが必要だと感じさせます。ある意味これがマーケターの腕の見せ所かと思います。潜在的なものを顕在化させる行為です。

●マーケティング業務の図解 一枚の絵にしたものを見ながらマーケターの仕事ってこういうこと、を歌えてます。自分の商品が叶えられる欲求を持った人を探して、その人を如何にスムーズに購入へと導くか、その道をどうつくるか?です。

オフラインのマーケティングフローだと、商品を理解検討して購入する場所は店頭です。その棚に並んでいる商品と比較されて、最終的には棚で目立った場所にあるものを選ばれたり、キャンペーン中のものを選ばれたり、値引き後の価格で決められてしまうことが多いです。

WEBは売り場もレジも自分たちで管理・改善していけるので、よりマーケティングがし易いし、より重要になってくる。というような話をしてます。

学生にも伝わるような言葉とイメージの描かせ方をしないと、世の中に対して啓蒙していけないと考えているので、自分自身の口伝技術を鍛えるためにもこのシブヤ会は有効に働いています。

今後は、事業の作り方を教えて、メンバー同士で何かプロジェクトを推進していくこともしたいと考えています。テマヒマからはマーケティング知識のフォローと、協力者やリソースを提供していければと思っています。

全てがうまくいくとは思いませんが、学びを実践し、そこから得たものでまた学び、下に伝える。そんな組織にしたいと思っています。

#ブログ #マーケティング #事業

  • Facebook - Black Circle

株式会社テマヒマ 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F

Copyright © 2015 Temahima .Inc   All Rights Reserved.