• 平岡大輔

マーケティングをコンサルティングされてはいけない理由


オフィスにお客さんを招いてたこ焼きを焼きました。

気軽にオフィスに足を運んでもらい、コミュニケーションする機会を作ろうと始めてみました。今回はテマヒマのマーケティング塾に参加してくれている大学生3人がやってきました。

2人は就活中で、どちらもそれぞれが目指す業界における大手企業を志望しており、1人は内定済み、もう一人も順調に駒を進めている状況でした。やはり自主的に勉強会に参加しているような意欲の高い学生は、企業からも求められる魅力的な人材なんだと感じさせられました。

就活生の2人はそれぞれベンチャー企業でインターンをしています。小さな会社を知ったからこそ、大きな会社でできることに魅力を持ったようです。

自分で体感した上で、自分の目指す働き方を探していて、とてもきちんと世の中を見て判断してるなと感じました。そして、もうひとりは来年就活なので進路についてモヤモヤしている状態でした。

たこ焼きに成長の原理原則を見る

早速たこやきのタネを作る。ボールに粉をドバっと出し、卵と水を入れる。粉500gに対して水が1.5リットル必要とのこと。水のことを考えてなかったので、ボールは粉だけですでにほぼ満タンな状態。

軽量ができないので、コップで粉を適当にすくい、なんとなく3等分に分ける。目分量で水と卵を投入。混ぜるための器具が無いので箸で混ぜる。混ざらない。大量に浮かぶダマ。箸で地道にダマを潰してなんとかタネ完成。想像よりもドロドロしていたけど、一旦やってみることに。

結果、生地の分厚い、お好み焼きのキャベツなしverみたいなものが出来上がる。箸で持ち上げると1個の重量が思い。カリッと感もなく、トロット感もなく、もったり、ずっしり。見事に失敗に終わった。

そして2回目。タネはさらさらに仕上がり、だいぶ想像していたものに近づきました。焼き場担当にも急激な技術向上が見られ、まんまる、カリッと、ふわっとした、まさにたこ焼きが出来上がった。

場数を踏まなければ何もできるようにならない」そんな原理原則をたこやきづくりの中に見出す4人。

マーケティングにコンサルタントは必要ない

そして、話題はコンサルティングというものについてに。 何故コンサルタントという人が必要なのか、どういうことをする仕事なのか?という疑問が場に投入されました。

コンサルティングは未成熟な業界に現れる。正しいやり方、効果的なやり方がわからない企業や人に対して、それを教えることで答えを導くという仕事だからです。

僕の考えではマーケティングにおけるコンサルティングという仕事は無くなるべきだと思っています。その理由は、マーケティングとは事業運営そのものなので、その重要な判断を外部の人間に委ねるということに違和感をがあるからです。

事業の大切な部分を外の人間に任せるのであれば、その事業をやめた方がいいと思っています。

例えば、特定のシステムを導入する際の専門家としてのコンサルタントなどは必要だと思っています。その業務自体は企業がやらなければならないことではないからです。会計士や弁護士などについても同じです。

でもマーケティングは、生活者のどんな課題を解決するのか?自分たちの商品が誰にとって役立つものなのか?どのような手段で商品を知り、興味をもってもらい、買ってもらえるのか?を考えて実行することです。

これって事業をやる上でやらなければならないことで、やり続けないといけないことです。ただ、やり方がわからないために上手くできないのは仕方がないと思っています。

なので、そのやり方を教えることにテマヒマは重きを置いてます。答えを出すのではなく、答えの導き方を示す。その実現に向けて団結できるチームを作る。それが価値ある行動だと考えているからです。

コンサルティングは情報格差をビジネスにしています。コンサルタントのさじ加減で相手を依存させることができます。依存させ続けることでコンサルタントは収益源を確保します。

いついかなる時にも正解はありません。答えの導き方が正しいのか、自身の仮説のブラッシュアップのために意見をもらえる関係を持つことが、よりよい事業作りのために大切なことだと考えています。

あるべき姿は、知識レベルでイーブンな状態になり、その上で対等な相手として議論の壁打ちをしてあげられる関係を築くことだと思っています。

人は90%以上の人が自分で物事を決められない、数%の人が決めたことに自分の判断を委ねると言われています。それは依存するほうが楽だからです。もし失敗しても誰かのせいにすることができるからです。

自分の事業を自分の責任でやっていくなら、楽を求めてはいけません。楽を促してくる、つまり答えを提供してくる相手は信用できないと思った方が無難です。

やるべきことを地道に、テマとヒマをかけてやり続けるしか成功への道はありません。

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