• 平岡大輔

台風と焼肉と生産性


過去最大の台風が接近中です。

風速50mの風の中では空のペットボトルすらも凶器になります。雨風は猛威を奮い、容赦なく横殴ってきます。交通網は間違いなく停滞し、通常の動きができなくなるのは目に見えています。

そんな中、危険を犯して出社することが日本ではスタンダードになっています。全身ぐちょぐちょになりながら、無駄に移動時間をかけて仕事に出ることに疑問を感じずにいられません。

異常事態の中では明らかに通常時よりも「生産性」が落ちます。そこまで逼迫して仕事をしているとしたら、少しの想定外の出来事ですぐに破綻してしまう危うい仕事の進め方です。

昨日は8月29日(焼肉の日)ということで、「アクイジオ」という運用型広告の自動化ツールを提供している会社の方とお肉を食べに行きました。

「アクイジオ」はテマヒマでも利用させてもらっているのですが、入札とレポーティングを完全自動化できる画期的なツールです。

他にも同じようなツールはありますが、データ取得頻度が多く、入札精度を高めやすいというところに特徴があります。また予算設定も可能なので、予算内での最大効率化を図って運用ができるというところも大きな特徴です。

機械的なことは機械に任せた方が良い

web広告の主流は運用型のものになっています。それを運用する役割として代行会社が何社もあります。トレーダーと呼ばれる運用担当者は、管理画面上のデータを見て、よりパフォーマンスの良い状態にするために入札価格の上げ下げ、配信内容の変更などを行っています。

成果を出すための運用ルールはほぼ共通化しています。特定の会社が持っている独自のノウハウはありません。成果を出せるか出せないかは、その調整をどれだけ正しく細かく機械的にやれるかによります。

得られるデータからルールに則って手を加えるような作業は機械が得意とする領域です。人ができる処理量なんて限られています。人が機械的にやるよりも、機械がやる方が処理精度、速度ともに優れていると思いませんか?

そういう点から、「アクイジオ」はリスティング広告の運用代行会社なら是非とも導入すべきツールだと思うのですが、意外と導入を渋られるケースも多いようです。その理由が「うちには合わない」というものだそうです。

これ、「生産性」を全く無視している回答だと思います。

機械化が進むことで増すクリエイティブの重要度

入札の調整で出せるパフォーマンスには限界があります。より大きな成果を出すためには、クリエイティブの改善しかありません。本来、運用担当者はそこに工数をかけるべきです。

でも、日々の入札調整業務やレポーティングに時間がかかり、クリエイティブの改善についてはそこまで重視されていない状況があります。

その理由は、多くの運用代行会社が広告をオペレーションでしかとらえていないからだと思います。広告によってクライアントに利益をもたらすことではなく、広告の出し先を調整することが自分たちの仕事という考え方です。

広告は「どこにいつ出すか」と「何を出すか」の掛け合わせで成果がでます。どれだけ良い場所とタイミングで露出ができても、そこで伝えている内容が対面したターゲットに刺さらなければ反応は得られません。

そんな単純なことすら理解できていないのだと思います。成果を出すことが目的なら、社内の工数の無駄を省き、より効果的な仕事に工数を使い、「生産性」を高めようとするはずです。

それが理解できないということは、社員の時間は無限にあるという考えなのか、自分たちの役割は決めたルールに基づいてオペレーションすること、と割り切っているのかだと思います。

いずれにしても、「生産性」を考えられない企業に良い仕事はできないと僕は思います。

#経営 #仕事 #広告

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