• 平岡大輔

イノベーションを起こす方法


画期的なシステムが登場したとニュースになっていました。

”「おとり物件」排除へ新システム 「HOME'S」の物件情報と楽天市場の配送先を照合。” HOME’Sを運営するネクストが持つ物件情報を元に、HOME’S側が抱えている「おとり物件」情報の排除と、楽天側が抱える「不正注文」の排除をという、両業界それぞれが抱える課題を解決できるシステムです。

詳しくは参考記事に任せますが、自分たちの業界が抱える課題を他の業界の仕組みを利用することで解決しているとても良い事例だと思いました。

おそらく今までも自社や業界内では色々と議論されてきたことなのだと思います。解決策を見いだせたとしても、自分たちの枠組みの中では解決しきれないことだったり、それを一から作り上げることに大きなコストがかかるという問題にも直面していたのではないかと思います。

他の業界がもつインフラや仕組みを利用することで、自分たちで構築するよりも低コストで、迅速に対応ができることがあります。今回のケースでは、それが双方の課題の解決策になっているところがとても素晴らしいと感じました。

イノベーションが生まれる条件

早稲田大学の准教授の入山さんがワールドマーケティングサミットジャパン2016でこう言っていました。

イノベーションの本質は知と知の組み合わせ。その為、多用な人材の交流が必要だ」と。特定の分野に精通している人同士を組み合わせると、お互いが見えていなかったものが見え、有機的な反応が起こるということです。

その知と知はできるだけ距離が離れている方が良いとも言っていました。同じ分野の中では似通った発想しか生まれず、新しいものを生み出すということには不向きだと。

専門分野が多ければ多いほど、知と知の組み合わせが多発します。イノベーションを起こしていくためには1人1つの専門性だけでは足りない、2つ以上の専門分野を持つ人材が世の中に必要とされていると締めくくられました。

複数の専門性を持つ人材が多数交わることで、イノベーションを起こせるきっかけを増やす必要があるという提言です。

企業の機能はイノベーションとマーケティング

イノベーションは革新です。多くの商品・サービスはリノベーションです。

ネスレジャパンの代表高岡さんは「涼みたい」という欲求を例に取りこう言っていました。。「”うちわ>扇風機>エアコン”この流れがイノベーションだ、扇風機の首振り機能・タイマー設定・強弱設定、エアコンの除湿・加湿・自動調節などはリノベーションだ」と。

これを例に考えてみると、イノベーションというものがそう簡単に登場するものではないこと、そのきっかけには技術の革新が必ずあることが見て取れると思います。

パソコンは間違いなく革新的で、それを外に持ち出せていつでもどこでもネットに接続できるようにしたスマートフォンも革新的なものだと言えます。

ドラッカーは企業についてこのようなことを言っています。「『企業の目的は、顧客の創造である。』したがって、企業は二つの基本的な機能を持つ。それが、マーケティングとイノベーションだ。」

イノベーションは需要を作り出し、生まれた需要を捉えて商品・サービスを買ってもらえるようにするのがマーケティングです。

そういう意味では、リノベーションというものはマーケティング活動においてなされる変化だと言えます。

全ての企業がイノベーションに取り組まなけれないけません。

さて、どんな革新的な事業に取り組んでいきましょうか。

参考:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1611/18/news126.html

#マーケティング #事業

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