• 平岡大輔

競合ではなく協業


目的を達成するためには自分の手の届く範囲だけで考えない、というお話。

宮崎県に日帰り出張に行ってきました。朝9:30羽田発→18:30羽田着。始めての宮崎はあっという間に終わりました。空港から目的地への道中、タクシーの運転手さんと地元の状況について色々と話をしました。

宮崎は九州の中でも経済状況は芳しくなく過疎化が進んでいます。熊本や鹿児島は隣県でありながら、新幹線も開通し、人の流れが生まれているのでそこまで経済状況は悪くないみたいです。

おそらく県のメインストリートだと思われる道路も寂れた雰囲気でした。地元企業も多くなく、若者は県外に働きに出てしまっているので、より過疎化が進んでいるとのことでした。

道すがら麻雀店が目立つなと思ったら、公営ギャンブルがないからじゃないか?という話になりました。仕事がないので、働く人たちのための娯楽もない状況では、他の県から来る人も期待できないだろうなと感じました。(娯楽がギャンブルしかないというのもどうかと思うけど)

暮らしを作るためには、仕事が不可欠です。外にしか仕事が無い状況なら県内に人が増えるはずがありません。

沖縄変換前は日本の南国といえば宮崎だったので、当時の新婚旅行先として相当な賑わいがあったみたいです。観光で潤っていたので、地元産業が育っていないという見方もできるのかなと感じました。空港がやけに南国推しなのはその名残のようです。

小さな単位では何も実現できない

よく地方創生ということでアイデア募集する動きがありますが、根本的な問題としてインフラが整っていない不便さがあります。これを解消できないと、何かちょっとした企画程度では人も集まらないし、留まらないと思います。

つまり、市区町村レベルで人を集めようとしても到底無理な話だと思っています。各自治体は自分たちを地方という単位として見てどう対策しようかと考えます。でも、生活者の生活範囲を考えると、もっと大きなエリアを1単位として考えないと現実的ではないと思います。

それに人口も財源も少ない各県がそれぞれで何かやろうとしてもたいしたことはできません。周辺の地域と協業して、それぞれの役割を決めて取り組むことで、全体として最適化していくようなやり方でないと地方は成り立たないのではないかと思っています。

地方に人を集めるためにはエリアに散在している人を集中させて、都市としての機能を集中的に拡充させることが必要だと僕は思っています。人が集まることで仕事が生まれ、生活が豊かになります。利便性も向上させやすくなるので、また人が集まり、仕事が生まれます。

小さな事業単位で同業を競合と見なさない

企業のマーケティング活動も同じです。小さな会社が個社毎で何かしようとしても、リソースがネックになり大したことができません。

でも同じ目的を持つ企業と協業することで、その力は増幅させられます。多くの企業はすぐに同業を競合だとみなして対立関係を築きがちです。

その業界を盛り上げることで、新しい需要を作り出せば、シェアは小さくなっても規模が大きくなります。単純な話なのに、小さなパイを取り合うゲームからなかなか脱出できない企業がほとんどです。

まずはそこにある市場を大きくすることを考えて、各自が役割を担っていくことで全体最適されます。そうすれば、全社がうまみを得られることになります。

地方の場合は人口の増加・企業の場合は利益の増加、これを達成するために回りの利害関係の一致する仲間を集めて、まずそのエリア・その業界への、人の流れ・需要の流れを作り出すことを考える必要があると思います。

テマヒマでは、今の不健全なマーケティング環境を健全化するという世直しを共にできる仲間を絶賛募集中です!

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