• 平岡大輔

もっとも儲かるビジネス


商売についてここ最近考えています。

商売は人にモノやサービスを売ってお金をもらう活動です。価値の低いところから仕入れて、価値の高いところで売るというのが王道とされています。

古くは、特定の地域で手に入る食材や貴金属などを、それらが手に入りにくい他の地域で売るということが行われていました。

米や野菜などの食物は産地から卸業者の手を介し、小売業者へと渡ります。消費者である我々は小売業者から米や野菜を買います。

生産者はその食物を作った対価を得ます。卸業者はそれを仲介した対価を得ます。小売業者は最終的に販売することの対価を得ます。間に業者が入れば入るほど価格は上乗せされていきます。

それでも自分で産地に買い付けにいくことを考えると割安です。じゃがいもを買うために北海道に行っていたら、世界一高いじゃがいもを買うことになります。

買い付けにいく時間と費用を中間業者が請け負っていくれているため、自分で買いに行くよりも割安になっています。

中間業者からは大切な自分の時間を買っているようなものです。そのため安いところから仕入れて、それを欲しい人に売るという商売が成り立っていました。

でもインターネットの普及によって、産地と消費者は直接繋がることができました。今では元々の中間業者を排除したサービスがいろんな分野で登場しています。

インターネットではいつでもどこでもつながれます。場所距離の成約はありません。そのため、中間業者は自分たちが担っていた時間と費用の代替価値をインターネットに奪われてきています。

産地直送品を買えるECやネットで完結する保険、金融取引や人との出会いもネットで済ませられる時代になっていますよね。

商売の王道であった「安く仕入れて高く売る」の担い手が、インターネットを利用して生産者と消費者を結ぶ者たちに取って替わってきています。

情報ビジネスにおいて商品を作るということ

僕は今、ノウハウという無形の商品を売っています。それに置き換えて考えてみると、産地と消費者の距離にあたるものは、情報の格差になります。

知識をそれを必要としているところへ提供するのが価値となっています。でも情報を持っていること自体の価値はインターネットの普及によって失われています。

なぜなら世界中の情報が既にそこにあるからです。情報自体は検索すれば瞬時に現れ、情報とその消費者を直接結びつけています。

今はその大量の情報から目利きをして適切なものを提供するところに主な価値を置いています。さらにそれをインターネットを利用することで場所の制約を取っ払うことで、全国の企業に提供できる形を今構築中です。産地と消費地を繋ぐのと同じことをマーケティング支援でやろうとしています。

でもそれもこの先、テクノロジーが進化することで、より適切な情報へのアクセスは簡単になり。卸業者がになっていた目利きの機能は価値を失っていくと思います。

なので、この先生き残っていくためには、自分たちが生産者になる必要があります。商売で最も儲かっているのは垂直統合型と言われる、自分たちで作って自分たちで売るビジネスモデルです。

顧客を握れるということが最も大きな理由ですが、中間業者がいないので原価を抑えられることで利益率を高く維持できること、自分たちの意思だけで商売ができることで、商売の自由度が高いことなどが理由として挙げられます。

情報を提供することで対価を得ている我々としては、情報そのものを生み出すということが商品を生産することになります。自分たちで実践したことを商品化するというノウハウの商品化は一般的な方法です。でもそれではその商品自体は特定の検証の結果に過ぎず、価値を生み続けるものではありません。

新鮮な情報を作り続けるという道もあるとは思いますが、僕としては優れた生産者を生み出すことに取り組みたいと思っています。優れた生産者を市場に提供していくことが、より高い価値ある商品になるのではないかと思っています。

そのため、自ら考えて行動できるマーケターを増やすという方向を向いてテマヒマは活動をしています。

#会社 #事業 #マーケティング

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