• 平岡大輔

アンバサダーマーケティング


SNSの活用は興味深いなと改めて感じさせられました。

アンバサダーを活用したマーケティングを支援しているアジャイルメディア・ネットワークさんのお話を聞いてきました。

アンバサダーというのは、「自発的にクチコミ・推奨をしてくれるファン」と彼らは定義しています。求める機能としては、身近な人たちに価値を伝えることです。

アンバサダーとインフルエンサーの違い

アンバサダーはインフルエンサーと違って、大量のフォロワーを必要条件としていません。 アンバサダーはインフルエンサーと違って、成果に対しての報酬を必要としていません。 アンバサダーはインフルエンサーと違って、こちらからお願いをする形で協力をしてもらっていません。

これらのことから分かるように、積極的に企業の活動を応援したいという顧客を巻き込んで、その人の身近にいる人たちにアンバサダー自身の言葉で推奨をしてもらう施策になります。

本当にそんなことで参加者が集まるの?と疑問に思いますよね?でも60社もの継続顧客が居るという事実からその成果は容易に想像できます。

商品の展示会にアンバサダーを呼んで、来場者への説明要員として社員さながら活躍させている企業もあります。

しかも本人たちが参加したくて参加しているので無償です。そこまでするならもうその会社の社員になってしまった方がいいんじゃないか?と思うくらいです。

ファンをアンバサダー化するための3つのポイント

1.自社の顧客資産を活用する 顧客データベースに対してアンバサダー募集をかけたり、自社メディアを活用した告知などで集めます。なぜなら、既にあなたの会社と接点を持っている顧客の人たちの方がファン化しやすいからです。

2.登録のハードルを高くする 申込時の登録項目をしっかりしたものにしたり、ソーシャルアカウントとの連携をさせたりします。これによって、本当に商品に愛着があって熱量を持っている人しか参加しなくなります。金品を目当てにアンバサダーを募ってしまうと、申込の数は多くても、継続的な推奨という本来の目的を果たせず終わってしまいます。

3.アンバサダー育成を視野に入れて取り組む インフルエンサーと違って、アンバサダーには情報発信を得意としている人ばかりではありません。アンバサダーとして機能させるための支援が必要になります。

まずはどんな人と繋がりたいのか?をしっかりと考えて、理想のファン像を描きます。そして、その方にどんな活動をしてほしいのか?を考えて、その活動をしやすくするために企業としてできること、やるべきことを考えます。

例えば、商品を体験して自分なりの感想をただ述べてもらうだけでは変わり映えのしない発信になってしまいます。おもしろい切り口やためになる話と共に発信されることで、周りの人たちにも伝わり、共感を広げていけます。

そのために、投稿したくなる情報や状況をあわせて提供することがアンバサダー・プログラムの成否を分けると言っても過言ではありません。

ヒルトンさんの事例で、スイーツバイキングの差別化を図るために行ったアンバサダー・プログラムがあります。キレイに写真が撮れたらみんなに見てもらいたいという欲求を利用して、フォトワークショップを開きました。

ただスイーツバイキングに参加してもらうのではなく、上手な写真の撮り方を教えた上で、実際に目の前のスイーツたちを撮影してもらいました。アンバサダーとしての情報発信意欲を高めて、クチコミ・推奨の発生を促し成功しました。

丸亀製麺さんでは、新商品が出るタイミングでアンバサダー向けの試食会を開いています。ただ、食べて投稿してもらうだけでは育成の観点が弱いので、キャッチコピーのワークショップを行いました。コピーの作り方を学び、自分でコピーを作ることによって、それを利用してみんなに知らせたいという欲求を掻き立て成功しました。

投稿したくなる、投稿しやすくするためのコンテンツを商品体験と同時に提供することで、よりファン自体の熱量も高まりますし、発信された側としてもおもしろいコンテンツとしてポジティブな印象を持って、そのクチコミ・推奨に接することができます。

「アンバサダーを利用してブランドについて語る言葉を増やす。」締めくくりで発せられた言葉ですが、これはグッと来ました。


  • Facebook - Black Circle

株式会社テマヒマ 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F

Copyright © 2015 Temahima .Inc   All Rights Reserved.