• 平岡大輔

サードボディって何?


「?」と思った広告がありました。EVEという痩身エステの広告なのですが、キャッチコピーが「サードボディを手に入れよう」というものです。

第一印象としては、「サードボディて何やねん?」というものでした。調べてみたところ、 “太りすぎでも痩せすぎでもない健康的な体型”を『サードボディ』と名付けているようです。

また直感的に伝わらん広告やなーとネガティブな目で見ていました。でも、「サードボディ」という見慣れない文字に目が行った時点で、広告の最初の役割「アテンション」は達成できています。

興味から理解への導線

「サードボディ」で検索してみると、サードボディに関するPR記事を掲載したページがずらずらっと出てきます。そこでサードボディについて、なぜそこにいきついたのかが書かれています。30〜50代の女性に対してとったアンケートから、約5割の女性が太ったと回答しています。

痩せすぎ(ファーストボディ)でも、太り過ぎ(セカンドボディ)でもない、リバウンドしない健康的な体を望んでいるという結果も踏まえて、「サードボディ」を目指すことを推奨しています。

このアンケート自体は恣意的に取られたPR用コンテンツだとは思いますが、広告からの導線としてはよくできているなと思います。EVEの「健康やせ」というというコンセプトの文脈に沿ったコンテンツなので、ブランド理解が進むものになっていると思います。

気づかれなければ無意味。でも・・・

僕は広告に対する分析グセがあるので最初見たときネガティブにとらえてしまいましたが、実際のターゲットの方が見たときに、「サードボディ?何だろ?痩せるの?」>検索>リリースで理解&共感>サイトへアクセス(理解)>体験申込み、という行動の流れはあっておかしくないなとは思います。

広告は気づかれなければ意味がありません。どれだけお金をかけてイケてるクリエイティブを作ろうと、どれだけいい媒体を押さえようと、どれだけその後のプロセスが素晴らしい組み立てだったとしても、気づいてもらえなければ全て無いのと同じです。

ただ、世の中の広告に多いのは、気づかせるだけで終わってしまっているものです。ほとんどのプロモーションが、その後の興味づけをして、十分な信用を提供して、購買へと繋げるためのプロセスの組み立てが弱い、もしくは無い状況です。

マーケティング・プロセスにおける1つの地点だけではなく、全ての地点で穴が無いようにすることが大切です。

#広告

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