• 平岡大輔

世の中の全てはマーケティングできる


マーケティングできていない企業は多くの場合、組織に問題を抱えている。

KDDIの法人事業の組織変革に取り組んでいる中東さんのインタビュー記事に、マーケティングを推進していく組織を作るための指南がありました。

”マーケティングとプロモーションの区別がついていないこともあるのが日系企業における最大の問題です。広告を出すことは代理店に任せられるので、プロモーションではリーダーシップはあまり求められないこともあったかもしれません。自分たちの活動を自分たちで小さく限定しているのがもったいないです。

チームメンバーによく言っているのが、「マーケティング部はマーケティングのプロなのだから、マーケティング部を社内でマーケティングすればいい」ということです。言い換えると、マーケティング部門のステークホルダーは誰か。それぞれにどんな価値を提供するのか。その価値を生み出すにはどうしたらいいのかを明らかにすることです。 やはり重要なのは、価値の再定義と、ステークホルダーに価値を理解してもらうためのコミュニケーションだと思いますね。”

KDDIの場合は、マーケティング部の仕事が限定的になっていて、本来のマーケティングをする上では他部署との連携が不可欠でした。でも、他部署はよりマーケティングに対して不理解な状況があります。そこで、自分たちを商品、他部署を顧客として見た立てて、実現したい状況を作るために自分たちを受け入れてもらうためにどういうコミュニケーションを取るべきか、というマーケティングに取り組んでいます。

マーケティングの対象を置き換える

マーケティングというと、プロモーションの文脈で使われていることが実に多いです。商品を売るという観点においては、セールスをしやすくすることがマーケティングの目的です。

商品をモノやサービスではなく、自分に置き換えてマーケティングを考えることができます。

例えば、働きたい会社があった時、自分を商品と見立て、採用されることを買ってもらうことと見立てると、採用担当者に選んでもらいやすくするためにすることが、この場合におけるマーケティング活動になります。

採用担当者の採用基準を満たせた時に採用という成果を得られます。そのために、その企業にはどんな課題があり、それをどんな方法で解決しようとしていて、そのためにどんな人物を求めているのか?それらを知り、そこにフィットさせることが大切です。

自分はどういうことができるのか?が商品の機能的特徴になります。自分はどんなことをしてきたのか?が商品価値を証明する証拠になります。給与設定や勤務条件がオファーになります。信頼のおける人からの紹介や業界での知名度などがあれば、それは強い社会的証明になりますね。

どういう自分であれば、採用担当者の採用基準を満たせるのか?を考えて、それを体現していくことが採用活動におけるマーケティング施策となります。

「全てマーケティングできる。」僕が所属していた研究室の先生の言葉ですが、これだけは常に頭の中に鎮座しています。

参考 https://markezine.jp/article/detail/28008

#マーケティング

  • Facebook - Black Circle

株式会社テマヒマ 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39F

Copyright © 2015 Temahima .Inc   All Rights Reserved.