• 平岡大輔

自治体も活用できるDRM


質問です。あなたはこれから飲食店を始めようとしています。その成功のために1つだけなんでも欲しいものが手に入るとしたら何が欲しいですか?一等地のお店でしょうか?優れた料理の技術でしょうか?素晴らしい食材の山でしょうか?

ダイレクトレスポンスマーケティングの権威はこう答えました。それは「腹をすかした群衆だ」と。顧客がいれば、どんなビジネスも成功します。でも多くの場合は、良い製品を作ることや良い商品にすることなどに意識を集中されています。

世界で最も優れた商品が最も売れている商品ではありません。最もマーケティングできている商品が最も売れている商品です。

富士吉田市からのDM

昨年ふるさと納税をした富士吉田市からDMが届きました。中には活動報告と、ふるさと納税特設サイトの案内、クラウドファンディングへの協力依頼、ポケットティッシュが入っていました。

メインの目的は、特設サイト認知とクラウドファンディングへの協力依頼です。一度つながりを持った相手に対して、クラウドファンディングへの協力を呼びかけるという使い方も、とても理にかなっていて関心しました。

自分の関わりの無い相手からの依頼だと、なんで自分がそれを聞く必要があるの?という疑問が必ず浮かびます。欲しいと思っていない相手にセールスするのと同じ状況です。

でも富士吉田市とは、ふるさと納税という出来事を共有しています。そのちょっとした出来事があったおかげで、すぐにゴミ箱にいくことなく、中身をしっかりと見させることができています。

また、ポケットティッシュで厚みを出すことで、その他のすぐに捨てられるDMとは差別化を図り、ティッシュ欲しさに開封率を高めているところも素晴らしいなと感じました。そしてこのティッシュがオリジナルのデザインで更にいい感じです。

顧客リスト活用がビジネス成功の鍵

そもそもDMが届いた時点でとても関心しました。顧客リストをきちんと活用しているからです。複数の自治体にふるさと納税しましたが、このようなアプローチをしてきたのは富士吉田市だけでした。他の自治体は手に入れた個人情報をただの注文履歴と考えてしまっているのだと思います。

おそらくクラウドファンディング成功のために企画されたDMだとは思いますが、このコミュニケーションの積み重ねが次のふるさと納税へと繋がったり、地元への誘致に繋がったりするはずです。この1通のDMによるコミュニケーションで、富士吉田市への印象が格段に良くなりました。

あとはレスポンスを計測して、費用対効果を算出していけば、事業は自ずと成功へと歩き出します。

webのインフラ化によって全てがダイレクトレスポンスマーケティングに移行している今、顧客リスト活用の重要性を意識しないわけにはいきません。

#マーケティング

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