• 平岡大輔

マーケティング活動のドライバーになれ


啓蒙し扇動するのも仕事、というお話。

テマヒマのオフィスは渋谷にあります。JR渋谷駅から徒歩4,5分のところにあります。南口から歩道橋を渡って坂を登っていくのですが、その坂の麓にファミリーマートがあります。

そのファミマには、男なのか女なのかわからない中性的な店員さんがいます。ベビーフェイスで小池徹平のような感じですかね。髪は金髪ですけど。

昨日、飲み物を買いに行った時のことです。その店員さんの横のレジで僕はお会計をしていました。

すると隣のレジにいたお客さんが、レジ前にあるアップルカードのディスプレイを落としてしまい、カードが床に散らばってしまいました。

その瞬間、その店員さんは「申し訳ございません!そのままで結構でので!」とまるで自分がそうしてしまったかのような謝りっぷり。

きちんと社内教育されているのか、この人ができている人なのかはわかりませんが、「とっさにその発言ができるのはすごいなー」と感心しながら店を出て、「これはどんなことにも共通するなー」と思いました。

相手に原因を求めない

商品が売れないのは「欲しくない」からです。マーケティングする側の立場で言い換えると、「欲しいと思わせられていない」からです。

売れない原因は「知らない」からです。商品のことを知らない限りは「欲しい」とは思ってもらえません。なので、アテンション(認知)が最も大切です。

どんなに素晴らしい商品でも、どんなに素晴らしい顧客体験を用意していても、知ってもらわないことには始まりません。

トランプさん、キングコング西野さんに対して、扇動的だというコメントがweb記事でありましたが、そもそも注意を引けてなければ、その後には繋がりません。アテンションは全ての始まりです。

プロモーションをする時も、誰を「どう」アテンションするのかが大切です。みんな広告を出すことに精は出します。でも、「どう」アテンションするか?についてはあまり考えられていないと感じます。「私はこうです!」のような、それに興味がある人は見る、興味のない人はスルーする、そんな広告たちです。

アテンションは人の心理状態を変えることが目的です。そのためには「いつ」「どこで」「だれに」に加えて、「どう」が大切になってきます。

あなたの商品に興味のない人は言い換えれば、自分の欲求や商品の価値をわかっていない人です。その人たちを振り向かせるのがアテンションの役割です。

そして、その後に更に引き込むコンテンツがあって、「欲しい」を作り出す活動がマーケティングだと思っています。顧客から求められる状態を作る、自然と売れる状況を作る、ということです。

色々手をつくして出たとこ勝負をしている企業が多い印象を持っていますが、こちらの主導によって顧客を作っていくのがマーケティングです。

「動かない」ではなく「動かしていない」、「原因は相手ではなく自分にある」と思って、一度今やっているマーケティング活動を見返してみてはいかがでしょうか?

#広告 #マーケティング

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