• 平岡大輔

成長する力を持続させるための要素


昨日、「大人が子供のように成長する方法」について書きました。成長のためには、楽しいと感じられることに集中的に取り組むことだ、とご紹介しました。のめり込んで集中するためには、矛先を向ける対象とそれを邪魔しない環境が大切だと思っています。

楽しいを見つけても、そこに発展がないとそれは続きません。息子も戦隊モノや仮面ライダーの変身アイテムを欲しがりますが、積極的に遊ぶのは数日というところです。それは、楽しみが単調になってしまうので飽きてしまうのだと思います。

何かのきっかけでふと思い出したように遊ぶこともありますが、それは一時的なものでしかありません。今、息子が没頭している対象を考えても、ゲーム、勉強、動画、レゴ、どれも同じ仕組みの中に変化があり、発展があるものばかりです。

発展をつくるデジハリの教育過程

楽しいの矛先を見つけたら、それを発展させる必要があります。それを教育に落とし込んで実践しているのが、次世代を担う人材を育成しているデジタルハリウッド大学(デジハリ)です。

デジハリでは、「専門教育」「教養教育」「国際教育」という3つの教育の柱があります。これらを学ぶ順序に特徴があります。

1年目はデジタルツールを使い作品を作ることから始まります。まずは「自分にも何かができる」という感覚を覚えてもらうためだそうです。でもたいがいの人は1作目は作れるものの、次となると積み重ねがないために、何を作ればいいかがわからなくなるそうです。

そこで2年目に「教養教育」が始まります。作品を作る楽しさはわかったけど、自分の中から出せるものの少なさの壁に当たっている生徒たちは、作品と直接関係ない教養であっても活かせる部分がある、ということを実感できるようになります。

ここで、できるだけ科目数を増やし、興味の入り口をたくさん提供していきます。「クリエイターの引き出しのために、教養科目があるんだ」という哲学のもと、4年生までが受講可能となっています。例えば宗教の講義などは人気で、神話など創造性を掻き立てられる内容がクリエイティブのネタとして結びつきやすいようです。

講師の方にもその分野で1番おもしろいところだけを伝えるようにしてもらってるそうです。その分野に詳しくなるというよりも、興味づけすることをゴールに置いています。興味がわけば、今の時代いくらでも深掘れる術はあるからです。

興味の間口を増やすことが大切

この話を聞いて、ビジネスも同じだなと感じました。個人的な興味の矛先があっても、それをより良いものへとしていくための素養が足りてないため、たいしたアウトプットができません。

そして同じ領域の情報だけに触れていても、アウトプットの質が高まりません。マーケティングのことばかりインプットしていてもアウトプットのレベルが上がらないことを、ここ数年は感じていたりもします。

本質を捉えるようになってからは、どんな専門書もその核となる部分に違いはありません。どんな本を読んでも、どんな人の話を聞いても、目新しい発見がそこにはない状況になっています。でも、少し領域をずらした話の中に、目新しい発見があることを感じるようになってきました。

まさに、楽しいの矛先があり、それをより良くするための興味の入り口を増やすことが、楽しいをより楽しくあり続けさせてくれていると感じています。一見無駄だと思えることが、より自身の発展につながっていくんだと、子育てを通じて感じているところです。

参考 https://school.dhw.co.jp/

#仕事

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