制作会社にもマーケティング力を。

10/2/2015

 

アポまでの時間を利用して、タリーズにて下書きをしています。外の席が気持ちいい季節です。

 

現在マーケティングの支援をしている会社で、立て続けにサイトリニューアルを進めています。

「無駄だな〜」とは思うのですが、会社の方針で複数社からの提案を受けないといけない状況があり、数社コンペをしています。

 

各社の提案を比較するにあたり、提案要件を明確に提示するためRFP(提案依頼書)というものを作るのですが、驚くほどに多くの企業では作っていません。10年以上マーケティングや広告やWEB制作の仕事をしてきましたが、きっちり作られたRFPを目にしたのは一度か二度です。

 

多くの場合、クライアントからのオリエンでは、”いつまでに” ”こういうことをしたい” ”いくら以内で”、これらを口頭で説明しているだけです。

 

そのため、出てくる提案は観点がバラバラで、対応内容にも差があり、納期や費用の妥当性が比較しづらいものになりがちです。

 

その状況での決定理由はだいたい「費用が安かった」「実績の数が多かった」などになります。その決め方でサイトを制作・リニューアルする目的である『成果を向上させる』に繋がるとは到底思えません。

 

 

今回も新たにサイトリニューアルの要件定義をし、提案項目を整理しました。ユーザーテストも実施し、具体的な課題点の提示までした案件もあります。

 

提案依頼項目に応じた提案内容ごとに比較をすれば、どの制作会社がより具体的で、目的達成するために十分な内容かを比較できます。

 

項目ごとの点数をつけて合計得点の高い会社に依頼するようにすれば、選定時の工数短縮にもなり、偉い人の鶴の一声(その方の好み)で決定しまうということも無くなります。

 

今回、同じタイミングで2社のリニューアル計画が発生しました。1社は売上100億以上の店舗サービスの会社さんで、もう1社は売上10億程度の健康食品の会社さんです。

 

案件に応じて制作会社の規模を考慮して複数社に声がけをしましたものの、その中でRFPに応じて提案を作ってきてくれたのは1社のみ。

 

オリエン後1週間ほどたってから「やっぱり無理です」と断ってきた会社や、期日を延ばした挙句、メールでのテキストベタ打ちでの間に合わせの提案をしてきた会社など、対応がひどすぎて話になりません。

 

世の中の制作会社が如何に成果を意識せず、意図のない制作をしてきたのかが分かります。

 

 

健全なマーケティング環境を整えていくためには、クライアントだけでなく、各パートナー企業もマーケティングを体系的に理解してもらう必要があるなとつくづく思いました。

 

制作会社さんには全体の中での自社の役割を認識し、自社が最も価値を提供できること、今回の場合ではサイトリニューアル業務を、サイトやページを作る業務ではなくマーケティング業務のひとつの施策として捉えて遂行していってほしいと思いました。

 

そして、そうしていけるようにクライアントへの啓蒙とパートナー会社への意識改革およびサポートをしていかないといけないなと感じました。

 

 

 

 

タグ:マーケティング

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