設計士不在の家造り

1/16/2017

パートナーとの付き合い方、のお話。

 

先日、経営コンサルをしている知り合いから連絡がありました。何件も着信があり、なんだろうと思ってかけなおすと、支援先企業の新規事業のwebマーケティングを手伝って欲しいという相談でした。


クライアントの代表の方が見つけてきたwebマーケターに対して不安があるから平岡にお願いしたいというものでした。


そういう時に思い出してくれるのはありがたいことです。普段、基本的には発生ベースでなければ時間を割かないようにしています。

 

でも今回は知り合いからの依頼ということもあり、現状把握をしてその場で答えられることがあればお答えするスタンスで、急遽のクライアントとのmtgに参加してきました。

 

 

支援先はBtoB企業で、現在の直販モデルに加えて、新しく代理店を活用した販路拡大を目指して新規事業を立ち上げるところでした。

 

ビジネスパートナーを選ぶ際は、会社の規模、会社の実績に関わらず、基本的に事業主の方が納得した相手と仕事をするのがいいと思っています。会社の看板は所詮会社の看板です。ビジネスの成否は結局その相手によるからです。

 

ただ、納得した相手がスキル的に期待を上回れない場合もあります。業務量が増えてしまった、多少話を盛っていたなどによって。


そういう時に事業主側を現時点で正しいと思われる方向に導くと同時に、パートナー側の対応精度を高める役割として自分を機能させるようにしています。

 

今回も既に代表の方が信頼のおけそうなパートナーに任せようとされているということだったので、そういうスタンスで良いと思い、「今話を進められている方とやった方が良いです」とmtgの場で答えました。

 

そして、「提案やプロジェクトの進め方を見てもし不安なところがあれば、間に入ってセカンドオピニオンを出すような関わり方はできます。」と重ねました。

 

正直なところ、実務部分も含めてフルフルで対応することが工数的にも厳しい状況なので、自分としてはガッツリと受け止める着地にならないような話の進め方をしました。(僕に全部やってほしいと思っている経営コンサルの知人には悪いなと思いつつも)

 

 

ゆくゆく話を聞いてみると、どうやらそのパートナーさんとはまだ仕事をしたこともなく、2回程度会って話した程度の関係でした。そうなるとちょっと話が変わってきます。

 

突っ込んで聞いてみると、どうやらその方はweb制作ディレクター的な経歴の方で、全体設計についてはmtgでも触れてこず、全体管理をさせる相手としては若干懸念が出てきました。


一旦その場で、想定しているビジネスモデルにおいて、どうマーケティングを展開していけば良いかについて、押さえておいた方が良い要点を簡単にお話しました。


引きのコミュニケーションによって信用してもらえたのか、全体設計をするところ、ディレクターを監督するところで参画してほしいという返答をもらいました。

 

個人的にはプロジェクト関係者が増えることもあまり良いこととは思っていないので、まず元々依頼するつもりだったパートナーの方の考えと進め方を見させていただいて、特に不安がなければそのままその方にお願いする形で良いと返答。


もし不安な部分があるのであれば、そこだけ部分的に受け持つこともできるし、手落ちしてしまいそうな部分を担える適切なパートナーを紹介することもできるので、まずは全員参加でキックオフmtgをしましょう、という話でその日のmtgは終わりました。

 

 

内装屋さんに家づくりを頼んでいる状況

 

家を立てることを考えてみます。どんな家がいいかなー?と家主は妄想を膨らませます。でもそれを具現化するのは土地を整備し、基礎を作り、柱を立てて、壁や屋根を作り、設備を設置したり、内装をしたりする職人さんたちです。

 

でも彼らに家主の妄想をそのまま伝えても、何をどうしていいのかわかりません。思い思いの作業をされてしまった結果、家主の理想とはかけ離れた家ができあがります。


彼らをまとめる存在として、大工の棟梁のような現場監督がいます。いろんな現場を経験してきたので、家を作る時の正解を持っていると思います。


でも、あくまで職人の監督です。あなたの妄想を具現化するための設計図がなければ、それを作ることはできません。


家主は設計士に相談して、妄想を図面に落としてもらいます。それを元に現場監督が実務者である職人たちを束ねて作業の進捗を管理します。その結果、妄想でしかなかった家主の家が完成します。

 

 

この話は当たり前のことだと思いますよね?でも、マーケティングの現場においては職人に家を立ててと依頼しているクライアントがウヨウヨいます。

 

事業主の描く理想を事業の設計図となるマーケティングプランで指し示して、適切な現場監督と職人をアサインすることで、納期までに目的を達成させる。


こういう役割が多くの企業では不在です。その穴を我々のような存在が埋めていると言えます。

 

 

マーケティングはやるべきことが多岐にわたり、そのそれぞれでビジネスチャンスがあり、多種多様な支援ビジネスを展開するプロたちがいます。同時に有象無象もたくさんいるということです。


「餅は餅屋」ということを念頭においてまずはプロに頼る、その中で仕組みや進め方を理解して、自分たちの経験にしていくことが大切と思っています。


頼りきるのではなく、自分たちの血肉にしていくという考えをもってパートナーと付き合っていけば、適切な相手を探す目利きもできるようになり、パートナーによりパフォーマンスを出してもらえるような促しができるようになります。


そうすれば、コストパフォーマンスが上がり、事業へのプラスのインパクトを事業主自らが作っていけるようになります。

 

テマヒマはそういう事業主をどんどん増やしていきたいと思ってビジネスをしています。

タグ:マーケティング

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