東京と地方の時差

5/25/2017

場所の違いは時代をも隔てている、というお話。

 

最近贔屓にしている渋谷のMusicBarがあります。新しく入ったスタッフの子が大阪出身ということで少し話をしました。就職で上京してきて、今は青山で美容師をしているということでした。

 

大阪の人に会うと、東京と大阪どっちがいいか聞きます。これから東京で頑張っていこうとしている人は東京を選びます。自分の意思で上京したわけではない人は地元に帰りたがります。

 

僕は俄然東京に居たい派です。人も多く、情報も早く、東京だけで体験できることが多いのが理由です。日本という国はひとつのように見えて、住んでいる土地によって人の生活は異なります。その中でも東京は異質な存在です。

 

Yahoo!のレポートで、マイカー利用率と電車利用率を都道府県別に集計したグラフがあります。

 

出所:

電車の年間利用回数は国土交通省旅客地域流動調査(2013年)と総務省統計局の都道府県人口(2013年)を元にヤフーが算出
マイカー通勤・通学率は国勢調査(2010年)

 

 

これを見ればわかるように、東京だけまったく独自の状況ということがわかります。レポートには、人口1人あたりの検索数の差を都道府県別に集計したグラフもあります。

 

資料:Yahoo!検索データ(2015年1月~12月、PCのみ)

 

 

東京だけ異様ですよね。

 

同じ国で同じ時代を生きているのに、その生活はまったく違うと言えます。詳しくは調べてませんが、スマホ普及率や電子マネー利用率なども差があるんだろうと思います。

 

都市部と地方部では時間の流れ方が違う

 

 

東京のスピードが早いのか、地方のスピードが遅いのか。地方の特によりローカルなエリアに行くと、その土地から離れたこともなく、昔ながらの生活をしている人達がたくさんいます。2017年という同じ時間が流れているのに、まるで違う時代がそこにあるかのような感じです。

 

マーケティング手法の話をすると、TVCMの効果は未だに強かったりもしますし、新聞や折込チラシなどもさほど昔と変わらず利用され続けていたりします。

 

これらの施策に効果がないと言われているのは、都市部でのことだと思います。もちろんそれが全体に占めるインパクトが大きいのは否めません。

 

 

旧来的な広告代理店は売上が軒並み落ちています。デジタル領域での事業拡大ができていないことが原因です。webを広告媒体としてしか捉えられていないと、今のweb上での展開を主としたプロモーションで成果を出していくことはできません。

 

中小規模の広告代理店などはネット専業代理店出身者を引き入れるなどして、キャッチアップを試みてはいますが、結局クライアントと対峙する営業担当が追いつけていないので意味がありません。


もう群雄割拠している都市部でのパイの取り合いは止めて、前時代的なやり方でも成果を出していける地方へ展開していけば、これまでと同じやり方、今いる社員の力でもしばらくは仕事を作っていけると思います。(そのうち沈没するのは変わりませんが・・)

 

メーカーや販売者も同様に、もし効果的な打ち手がないと悩んでいるなら、一度都市部以外のエリアで過去の成功法をやってみて、それで反応を得られるエリアを重点的に攻めるのもありかと思います。

 

参考:https://about.yahoo.co.jp/info/bigdata/special/2016/01/

タグ:マーケティング

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