我々は「時間」を買っている

6/13/2017

 

クラウドソーシングの使い方で自分的に大きな発見がありました。大手クラウドソーシングサービス事業社からディレクション業務を請け負っている知人がいます。その人から聞いた話です。

 

クラウドソーシングには2つの役割があります。1つは専門家とのマッチングです。マーケティング活動で考えると、デザイナーやエンジニア、広告運用担当者やライターなどが思い浮かべやすいと思います。


こちらの課題と報酬を提示して、それに対してクラウドワーカーが手を挙げる仕組みです。できるだけ安くした企業側とスキルレベルが低くてもお金が欲しいワーカー側とをマッチングさせてしまうことも多いので、安かろう悪かろうが横行しています。

 

クオリティの担保が問題となってましたが、最近ではディレクターが間に入ることでクライアント企業の課要望をうまく調整して、適切なワーカーに対して業務を依頼するなどによって、クオリティの担保をしています。

 

クラウドソーシングを支える案件

 

 

クラウドソーシングの8割が記事作成の仕事と言われています。昨今加熱しているコンテンツマーケティングという手法だったり、乱立するキュレーションメディアやオウンドメディアといった、記事を大量に生成する場面が増えているためです。


それによって低単価で大量発注できるメリットを求めて、コンテンツマーケティング支援会社やSEO対策会社、メディア事業社などがこぞってクラウドソーシング事業社へ発注しています。

 

welq問題で低質な記事がクラウドソーシングの仕組みを利用して大量生成されていることが発覚しました。クラウドソーシングを利用したゴミを世の中に吐き出し続けているこの仕組みに対して警鐘が鳴らされたと思いきや、実際にはまだまだ売上の大半を担っている状況のようです。


「うちのコンテンツはきちんとしたライターが書いてますので。コピペなんてしませんよ。」と言葉巧みに言われたら、流行りの施策に乗っかりたいクライアント企業としては、甘い言葉に身を委ねたくなるのもわかります。


全てはクライアント企業とクラウドソーシング企業との間に入っている会社が、そういう使い方をしていることによって引き起こされています。webマーケティング支援の業界は至る所に膿がありますね。

大量の業務を即座に解決する

 

 

僕自身この側面でしかクラウドソーシングを捉えられていませんでしたが、もう1つの側面について聞いて、そっちの方が可能性あるなと感じました。


それは企業内のリソースを使ってやられている単純作業をアウトソーシングする使い方です。100時間かかる作業も100人で取り掛かれば1時間で終わります。クラウドワーカーの質で仕事を請け負うのではなく、数を利用して短期間で大きな成果を出すパターンです。


例えば、アンケート用紙の内容をエクセルに入力するような単純作業や、長時間のインタビューの文字起こしだったり、スキルレベルがそれほど要求されない単純作業で、1人でやると長時間かかってしまうような作業があると思います。


それを分解して、同時に複数で取り掛かることがクラウドソーシングを利用すればできます。これによって時間を生み出すことができます。

 

この時間を縮められるところにとても魅力を感じました。専門家に外注することも時間の短縮に一役買います。確実に自分で勉強して修行してやるよりは早く質の高いアウトプットを得られます。ただ、自分がどれだけ勉強して、どれだけ修行すればその域に達せられるのかはピンときません。なので、無形のサービスの価値は少なく見積もられがちなのだと思います。


直列で作業するのではなく、並列に作業を分解して作業をすることのほうが、どれだけ時間を短縮できたのかが目に見えてわかりやすいので、サービスに対する価値をクライアントが感じやすいなと思いました。

 

大企業になればなるほど大量の単純作業が社内にあると思います。それをアウトソーシングして社内でやるよりも短時間で片付けられることで、もっと生産性をあげるための仕事に取り組めるようになります。この仕組を取り入れることで、3倍5倍10倍の成果を出していけるんじゃないかとワクワクしました。

 

ノウハウを提供する時間の並列化

 

 

コンサルタントがセミナーをして、一度に複数の人街にノウハウを提供することがあると思います。これもある種、業務を並列化して時間を短縮している例だと思います。1人1人に対して順番に対応するよりも、1度に複数に対して発信する方が時間を短縮できます。


テマヒマではADviser(クラウド相談サービス)を利用して、ノウハウという価値提供を並列化していこうとしています。最初は自分も含めた各分野の専門家が1対1で対応する形をとりますが、この先の行程で相談のプロセスをチャットボット化していくことにしています。


そうすると1対nの状況を作れるので、同時に複数の企業に対してアドバイスを行うことができます。クラウドソーシングのもう1つの側面とはアプローチが少し違いますが、順番待ちの時間を短縮できるという点で、クライアント企業の課題解決にかかる時間を短縮できるのは同じことだと思っています。

 

 

「何かを買うのは、時間を買う行為」だと思っています。自分でやると時間がかかることを解決してくれる存在が商品です。

 

自分でりんごの木を植えて育てて収穫しようとすると何年もかかります。しかもおいしくできる保証もありません。でもスーパーでお金を出せば数百円でおいしいりんごを買えます。

 

集客するためのノウハウを自分で勉強するのも同じです。既に複数の企業で実践して結果を得られている人から教わることで、その時間を短縮できます。


ただ今の時代、情報は探そうと思えばweb上にいくらでも転がっています。コンテンツマーケティングという手法が流行りだしていることで、ノウハウを積極的に提供する会社が増えています。なので、webで調べればさほど時間をかけずにノウハウは得られます。


そのため、ただ情報を持っているだけでは価値はないと思っています。大量の情報から自分たちにとって必要な情報を見極めることは難しくなっている中、個社の今の状況に合わせた適切な情報を選別する目利きができるかどうかが重要です。そして正しい情報を元に、正しい方向へと導いてくれる実務の支援パートナーが必要です。

 

 

webサイトを自分で作れるようになるまでにかかる時間を短縮するために、webサイトを作れる制作差にお金を払います。ノウハウも同じで、無形なサービスなので値付けをきちんとできていない人もいますが、そのノウハウを知り得るためにかかる時間を短縮できるところに価値があります。

 

そのため、個社毎の状況に応じたノウハウの提供や、業務を前に進めるために必要な実務を依頼できるパートナーとのマッチングを支援するところに自分たちの価値があると思っています。

 

それを1対nで実現していくのがADviserというサービスです。

 

 

最後は宣伝。

タグ:マーケティング

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