リビングの覇権争い

7/26/2017

 

Amazonが先日のプライムセールでAmazonEchoを半額で売り出していました。前年比で7倍も売れたそうです。


AmazonEchoは人口知能Alexaを搭載した対話型の音声アシスタント端末です。話しかけるだけでニュースや天気予報を音声で回答してくれたり、好みの音楽を流してくれたり、自分のAmazonの注文履歴から再注文をすることができたり、Kindleの書籍を音読してくれたりします。さらに、話しかけるだけでピザを注文したり、スターバックスのテイクアウトの予約をしたり、緊急時にあらかじめ登録しておいた人に連絡してくれるという機能もついているようです。リビングに常駐してくれる秘書みたいです。

 

利用者は便利なのでリビングでの行動をすべてAmazonEchoを通して行うことになります。人の生活データがどんどんと蓄積されていきます。そのデータを元にまたサービスが生まれていくことが予測されます。

 

 

人は習慣化されるとその行為から逃れられなくなります。習慣化されると、それをしないと気持ちが悪くなるくらいにその行動が生活の一部に組み込まれます。

 

スマホをいじることはもはや習慣を超えて、我々の身体の拡張機能となっていると思います。AmazonEchoは話しかけるだけで手を動かさなくてもいろんな生活の中の動作ができるようになります。まるで魔法のように。

 

家に居る時、リビングに居ない日はないと思います。家に居る間は常にAmazonEchoと接触していることになります。そうすることでAmazonへの好意度と関与度がどんどんと高まっていきます。近い将来、生活の中での新しい習慣になり、我々の身体の拡張機能になることが想像できます。

 


人は接触頻度の高い相手に対して好意を持つ

 

 

ザイオンス効果というものがあります。これは接触頻度が多ければ多いほどその相手への好印象を持つという効果が生まれるという行動心理です。営業マンが「客に会いに行け!」と言われているのはこの効果を狙ってのことです。TVCMを利用したイメージの刷り込みもこの効果を狙っています。

 

実際にAmazonプライム会員は非会員よりも年間2倍の額の購入をしているそうです。プライム会員になってAmazonを使うことが習慣化されている人たちはAmazonに対しての好印象を持っています。

 

AmazonEchoは否が応でも接触し習慣化し体の一部化します。Amazonへの好意度と関与度が上がることは間違いありません。

 

スマホの中の覇権争いで各社がアプリを提供している中、AmazonはAmazonEchoによって多くの時間を過ごすリビングでの時間を独占しにかかっています。その状況を作るために半額で大売り出しをしても採算が取れるという算段をしているのは、Amazonさすがと言うしかありません。

 

 

顧客との関係をより強固なものにしていくためには、顧客の習慣に入り込まなければいけません。あなたは今、顧客に毎日提供できている価値はありますか?
 

 

参考:https://irnote.com/n/n894434ab446e

タグ:マーケティング

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