日本屈指のマーケターのお話

8/3/2017

 

資生堂ジャパンの音部さんは日本屈指のマーケターです。先輩からこの人の話は聞いておくべきと紹介されて話を聞きに行ったことがあります。

 

ありがちな「マーケティングの最先端のそれっぽい話」をするのではなく、どんな規模の会社でも通用するような本質的な話をされる方だという印象を持っています。その時は、何十人というメンバーを束ねてマーケティング業務をしていく上で大切なこととして、「共通言語を持つ」ことを重視しているという話されていました。話し方も人に伝わるように、自分の知識をひけらかすのではなく、本当に自分の得た知見を活用してほしいという気持ちを感じました。

 

「共通言語を持つ」ことは僕も普段からとても気をつけていることです。同じ言葉でも人によって解釈が違っていれば、プロジェクトが間違った方向に進んでいきます。そのために言葉の定義を明確にして、解釈の余地を与えないようにしています。

 

「マーケティング」という言葉なんてその最たるものです。自分の主催する勉強会でも冒頭にマーケティングの定義について話をします。1番大きな傘を共有して、そこから徐々に具体的な話へと進めていきます。最初の定義合わせができていないと、本質的なところが理解されないまま、枝葉の部分だけしか伝わらなくなってしまいます。

 

 

よい戦略の作り方

 

音部さんは先日、「なぜ戦略で差がつくのか」という本を出版されました。そのタイミングもあってかMarkeZine主催のイベントで講演会があり、その内容をまとめた記事があったので読んでみました。記事でまとめられていた内容のポイントはこんな感じです。

 

戦略には目的が必要。でも、それはいい目的でないといけない。
良い目的を見つけるための方法には以下の4つがある。
・勝利の条件を明確に定義づけられているか
・解釈の余地がないか
・正しい問題に対峙しているか
・SMACか
 

 

詳しくは記事を見ていただければとおもいますが、ここでも明確な定義づけを重要視していることが見て取れます。


仕事は1人ではできません。必ず誰かの手を借りてやることになります。その時に目的の共有、達成のための必要条件、各自の役割などを、プロジェクトに関わる全員が認識することで最大成果を目指せます。

 

歩んできた道も、物事への捉え方も考え方も違う人たちが一丸となるためには、「共通言語」を用いて物事の定義を共有することが大切なんだと思います。

 

戦略というものの定義や、考える上でのポイントなどについて触れられていますが、講演内容についても「共通言語」「定義化」を意識しているなと感じました。

 

 

参考:http://markezine.jp/article/detail/26799


 

タグ:マーケティング

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