アイデアの原理原則

9/11/2017

とあるローカルスーパーのチラシがおもしろいことになってました。

 

 

バイヤー酸立ちが顔出しで、特売商品の紹介をしています。

 

 


予算達成のための起死回生の商品を紹介しているような感じです。
コメントも真面目なのかふざけているのか微妙なラインをついていてかなりツボります。笑

 

こんなチラシがじたくにのポストに届いていたら思わず見てしまいますよね。お店に行ってここに出ているバイヤーさんがいたら思わず声を掛けてしまう人も居ると思います。僕は遠巻きで「あ、カルメン中神や!」とニヤついて見てると思いますが。笑

 

 

ビッグアイデアが広告の生死を分ける

 

ローカルでやってるだけにより密着感が増すと思います。なので、この日の集客に貢献しただけでなく、お店の愛着作りにも貢献したんじゃないかと思います。

 

スーパーのチラシといえば、特売商品が並び、とにかく価格推しの広告です。バイヤーさんを登場させるスペースを割くことで、特売商品を載せるスペースが少なくなります。

 

なので、普通の考え方ではまずやらない手法です。むしろ、大事な商品掲載スペースを減らすとは何事か!と怒られてしまうような代物です。

 

でも、結果的にweb上で拡散されるほど注目される広告クリエイティブになりました。

 

 

広告の巨人オグルビーはこう言ってます。
「ビッグアイデアを欠いたキャンペーンは、闇の中を航行する船と同じだ。誰にも気づかれることなくただ通り過ぎるのみである。」

 

バイヤーさんを登場させて、予算達成を懸けた戦いという演出はまさにビッグアイデアです。広告自体に興味を引く力もあり、商品に意識を向かせる結果を得られています。

 

 

記憶に焼き付くアイデアの共通原則があります。
「単純明快である」「意外性がある」「具体的である」「信頼性がある」「感情に訴える」「物語性がある」


全ての要素を含んでいなければいけないということではないですが、多く含んでいるほど記憶に焼き付きやすいということになります。

 

「目標達成を懸けた戦い」→単純明快、「バイヤーの顔出し(人を出す)」→意外性がある・信頼性がある、「特売商品へのコメント」→感情に訴える・物語性がある、驚くほどにこの原則に当てはまってます。

 

 

広告主には固定概念の外に出る度胸が必要

 

こういうアイデアを思いついても、その多くは実際には世の中には出てきません。それをやるという決断が最終的にされずポシャってしまいます。なぜなら、今までやったことがないことだからです。

 

スーパーの販促チラシはできるだけたくさんの商品を掲載して、消費者への引っ掛かりをたくさん作っておくのが正という固定概念があります。

 

もちろんお得な商品を探している人たちがターゲットなので、理にかなった方法ではあります。でも、それでは仕入力と価格力の競争から抜け出すことができません。安いものを安い時に安いお店で買うという消費者の行動を変えることはできません。

 


商品以外の部分でもコミュニケーションが取れるようになれば、商品と顧客ではなく、企業と顧客との繋がりを作っていけます。そうすることで、同じような距離の同じような商品ラインナップと価格の競合店舗があった時、選ばれる側になれます。

 

また、この記憶に残る広告クリエイティブは、僕のように普段スーパーに行かない人間でも、このチラシを見たら興味を持って足を運んでみようという行動へと駆り立てます。
業界の「あるべき」を外すことで、潜在層への興味づけをして、その人の態度変容のきっかけを作ることができています

 

 

業界のスタンダードにとらわれず、「単純明快で、意外性があり、具体的で、信頼性があり、感情に訴える物語」を是非、あなたの広告にも注入してみてください。

 

 

p.s.

サミットさんのチラシだったみたいですが、他にもおもしろいチラシをこれまでにもやられているようです。反響があるから続けていることがわかりますね。

タグ:マーケティング

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