軍師の如く

10/15/2017

 

ウェブ解析士協会主催のセミナーに行ってきました。土曜の午後開催でしたが、100名程度が参加していました。勉強熱心ですよね。

 

内容は実例を用いたノウハウの提供という感じです。レベルとしては、普段からGoogleAnalyticsは使っているけど、イマイチうまく活用できていない、という状況の方にはちょうど良いくらいの内容。目玉は小川卓さんという業界の著名人が講師を務める2時間の講義で、参加者の方々もそれ目当てで来られているような感じでした。

 

僕は解析ができるパートナーを開拓することを目的に参加。懇親会での出会いをメインに挑みましたが、もちろんセミナーもしっかりと受講して、業務に生かせるヒントもGETできました。

 

セミナーでは、全体感をきちんと捉えることが大切ということを改めて学びました。数値を細かく見れてしまうと、どうしても粒を掘り下げがちです。ツールを使って見れるものを見ていると、「そもそも何が目的だったっけ?」ということや、「本当にそこが重要なんだっけ?」ということが起こってしまいます。

 

なので、GoogleAnalyticsだけの数値にとらわれず、その他の事業データと合わせて分析することや、数字だけで判断せず、きちんとページの内容を見る、など当たり前のように見えて意外とできていないことについて話されていました。

 

 

僕はアクセス解析について専門家ではないので、普段は必要な数値を見る時だけに使っています。全体を俯瞰して見る時に、必要な材料を取りに行くような感じの使い方です。

 

専門家になればなるほど、専門領域に意識を奪われがちです。でも物事はいろんな要素が関係し合って成り立っています。特定の領域はその一部に過ぎません。なので、全てをアクセス解析で解決しようとすると見誤りますし、アクセス解析をしないのも見誤ります。

 

マーケターの役割

 

 

専門家は自分の武器で戦うために、日々その武器を研ぎ澄ましています。そのため、何事にも自分の得意技で決着をつけようとしてしまいがちです。広告代理店が広告媒体で全てを解決しようとしてしまうのと同じです。

 

でも事業はいろんな物事の掛け合わせで成立しています。そのため、特定分野での処方だけでは対処できないことの方が多くなります。その時に必要になるのは、いろんな役割を分担できる仲間とのチームプレーです。そのチームは専門家の集合体と言えます。

 

成果を出すためには、陣形や作戦も必要です。戦場や戦況に応じて、適切な処方が変わります。前回の戦で活躍したからといって、今回の戦で活躍できるとは限りません。そのため、戦場や戦況に応じて、どんな得意を持った人が適切なのかを見極める必要があります。それを担うのが戦では軍師ですが、事業運営においてはマーケターだと思っています。

 

 

マーケティングの目的はセールスをしやすくすることです。そのために必要なことは攻めも守りも多岐に渡ります。

 

軍師には攻め方だけではなく、育成やリソースの確保など、戦いで勝つためのありとあらゆることに対処することが求められます。

 

今の戦場、戦況においてどこが攻めどころなのか、今の自社のリソースで賄えるのか、人を育てる余裕があるのか、外からのリソース確保に頼るべきなのか、そのために十分な資金があるのか、など大量に考えられる選択肢から、今のベストと考えられる選択肢を選び、事業を前に進めていくことが企業のマーケターには求められます。

 

専門家(強い兵隊)がいることは勝利を掴み取るために必要です。でも、専門家(強い兵隊)がいるだけでは、勝利を掴み取れないのも事実です。そこが難しいところで、おもしろいところだと思います。

タグ:マーケティング

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