マーケティングとは布石を打つこと

12/8/2017

http://columbia.jp/artist-info/pizzicato/discography/COCP-50895.html

 

 

ピチカート・ファイヴというグループのヴォーカルを務める野宮真貴さんは53際です。でも、とてもその年齢を感じさせない素敵な女性です。


彼女の若さの秘訣が垣間見れるインタビュー記事がありました。年齢を重ねることを楽しみ、周りに自分を合わせるのではなく、自分に周りを合わせていく生き方をされている女性です。

 

40代になりロングヘアーにした時、ツヤとハリの無さにショックを受けてヘアケアを始めます。でも、髪の若さは取り戻したものの顔の老化とのギャップを感じ、ロングヘアーを止めてしまいました。派手な服が好きな彼女は、「派手な服を着ているとモテないよ。」という男になんんかモテたくないと一蹴します。50代になり老眼が進んだ時も、自分が身に付けたい老眼メガネがないということで、JINSにオシャレな老眼メガネを自主提案しに行ったりしています。

 

加齢を楽しみ、それを受け止めた上で、自分のありたい姿でいられるように周りを変える行動をとっています。かっこいいなと思います。

モテるために布石をうつ

 

 

中でも共感を得たのが、モテないので自分から旦那さんにアプローチをしたという話です。個性的な彼女に言い寄ってくる男性はあまりいませんでした。なので、自ら行動をとり、見事結婚に至ります。


自分から言うのはしゃくなので、男性の方から行動を起こしてもらうように、誕生会に誘ったりとキッカケを与えていたそうです。

 


これはまさにマーケティング活動と言えます。マーケティングの目的はセールスをしやすくすることです。いろんな方法できっかけを提供して、相手が自分を欲しくなる状況をつくることがマーケティングです。


野宮さんは気に入った男性の方から、自分に言い寄ってくるような仕掛けを色々と用意したのだと思います。その結果、アプローチされた男性は、最初は気にもとめていなかった相手に好意を抱くようになり、自らお付き合いを申し込みました。

 

マーケティングは市場に合わせることだけだと思われがちです。それももちろんセールスをしやすくするためには大切です。でも、アプローチの方法として、「相手を変える」という方法もあります
こちらから打った布石によって、相手の欲求を作り出すアプローチです。必要を感じていなかった相手に対して、必要を感じさせることになるので、マーケティングアプローチの難易度としては高くなります。

 

でも、世の中にない新しい価値を提供する商品などの場合には、必ずこの方法が必要になります。その商品は市場が求めているものではないからです。そのため、人間の根源的な欲求に対する新しい提案を啓蒙することが必要になります。

 

その啓蒙は企業からの単純な主張だけでは生活者に伝わりません。相手から気になるような仕掛けを通して、その商品がある生活をイメージしてもらう必要があります。野宮さんは相手の行動を促す布石を打つことによって、自分という商品のことを気にさせて、一緒にいるとどんな生活が待っているのかをイメージさせられた結果、結婚できたのだと思います。

恋愛が難しいのは相手にこだわりを持つから

 

 

恋愛活動に置き換えてマーケティングを説明することがよくあります。でもビジネスの話と違って、中々共感を得てもらえない部分があります。それは彼氏彼女を作るという単純なゴール設定を本人が許容できないということです。


ビジネスの場合、商品を欲しいと思っている人はみんな顧客にできます。そういう人がいればいるほど顧客にしたいと思います。でも恋愛の場合、相手は1人とすることが共通認識です。なので、彼氏彼女を作るを単純なゴールとして設定できません。


どうせ付き合うなら、自分の好みに合う人にこだわりたい、誰しもがそう思います。そうなると、マーケティングアプローチとしては難しい「相手を変える」アプローチが必要になります。こうなるといろんな布石を打つ必要があります。その努力が必要だと知るとみんな怖気づきます。

 

 

自らが作ったキッカケによって相手を変えて、相手から欲しいと言わせる。これがマーケティングの醍醐味でもあり、永遠のテーマだなと思います。
 

参考:https://www.buzzfeed.com/jp/yuikashima/maki-nomiya

タグ:マーケティング

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