マーケティング担当者の情報源

12/24/2017

 

今日12月25日はクリスマスです。我が家では昨日の夜にささやかなパーティをしました。引っ越し直後ということもあり、たいした準備ができなかったので、スーパーでピザを買い、近所のファミマでチキンを買いました。保育園の先生に御礼の品で用意したものの受け取ってもらえなかった大量のバームクーヘンに、ホイップとフルーツを乗せてケーキを自作。間に合わせディナーでしたが、なかなか楽しめました。

クリスマスにチキンは日本流

 

 

ケンタッキーフライドチキン(KFC)はこの時期に年間の1割の売上(だいたい60億円)を出すようです。昨日も街中でKFCの行列を見ました。「クリスマスといえばチキン!」と誰もがイメージすると思います。でも、これは日本独特の習慣だそうです。

 

「バレンタインにチョコ!」もそうですが、「クリスマスにチキン!」にも仕掛け役がいました。ご想像の通りですが、KFCです。1974年にKFCで始めて大々的な[クリスマスにはケンタッキー」キャンペーンが行われました。1985年にはパーティ用の商品が発売され、さらにクリスマスとKFCのイメージの結びつきが強くなります。このキャンペーンを開始したきっかけは、ある店舗が幼稚園から受けた依頼でした。

 

”『フライドチキンを買ってパーティをしたい。サンタクロースに扮装してクリスマス会に来てもらえませんか?』とのご相談を受けました。そこで、サンタクロースに扮した店長が会場に入り、『メリークリスマス!』の掛け声と慣れない踊りを披露すると、場が盛り上がり、子供たちは大喜び。次第にいろいろな学校からご注文が入るようになりました。これにヒントを得た営業担当者が『クリスマスにはケンタッキー』を広くアピールしようと考えたことがはじまりです」”

 

 

些細な出来事だったと思います。「あぁ、楽しんでくれてよかったな。」とその店長が感じて終わりだったら、今のように国民的なイベントにはなっていなかったと思います。

 

顧客との接点で起こった出来事、顧客が感じた感動を共有できる環境があり、それにヒントを探そうとしているマーケティング担当者がいなければ、その後大々的にキャンペーンをすることにはならなかったし、クリスマス=KFCの地位は確立できていなかったことでしょう。

答えは現場にしかない

 

 

マーケティング担当者はつい机上で物事を考えがちです。答えは顧客にしかありません。その答えを持っている人たちと1番蜜に接しているのが営業をしている人たちです。顧客フォローをしているカスタマー担当の人たちです。なので、物事を発想する出発点は常に顧客に近いところの情報からするべきです。他の会社のマーケターと情報交換をする時間があるなら、自社の営業との情報交換をする時間をたくさんとるべきです。

 

にも関わらず、営業とマーケは対立構造にありがちです。「もっとちゃんと集客してくれ!」「あんな広告にお金使うなら営業手当を増やしてほしいわ。」、「これだけ予算突っ込んだんだからちゃんと売ってくれよ。」「営業は値引きしか能がない。」なんてことを思い合っています。本来は手を取り合い、同じ目的に向かっていくべきなのに。

 

これはマーケティング担当者に現場感が薄いことと、営業にマーケティング理解がないことが起因しています。広義でとらえらば、営業プロセスもマーケティングにおける機能の一部と捉えられます。そういう理解の中で全員が顧客に向き合えていなければ、事業を拡大していくことはできないと思います。

 

とはいえ、現場だけの判断ではなかなか進めきれないところがあるのも事実です。結局は、経営者がどれだけ現場と顧客を理解しているか、マーケティングを理解しているかによるなというのが僕の結論です。

 

 

参考:http://biz-journal.jp/2016/12/post_17558.html

タグ:マーケティング

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