デザインってなんなの?

2/7/2019

 

「デザイン」と言われた時、何を思い浮かべていますか?「デザイン」はマーケティングと同じくらい誤った使われ方をされている言葉です。

 

「デザイン」というものについて、日本のデザイン研究の第一人者である東京大学の山中俊治教授がわかりやすく説明してます。

 

山中教授はSuica改札機のデザインをした方です。改札にカードをタッチするというこれまでない動きをスムーズに行わせることを実現しました。

 

いかにしてICカードをかざしてもらうか。どうすればかざしたまま少し立ち止まってくれるかが、開発における大きな課題でした。

 

そこで複数のパターンの検証から、光ることでそこがタッチする場所だという人間の無意識の動きを生み出し、少し傾いたタッチ面でカード読み取り時間の間そこに停滞させることを実現しました。

デザインの役割

 

 

難しいテクノロジーをユーザーが使いやすいように「設計する」ことこそ、「デザイン」の役割だということです。

 

「デザイン」と聞いたり言ったりする時、ほとんどが「形や模様」のことに対して使われています。日本ではこういうスタイリングを表す言葉として「デザイン」が使われていますが、本来の意味としては「設計すること」です。

 

単なるスタイリングではなく、その背景にある機能や技術を理解した上で、見た目を調整することが、本当の意味でのデザインだと教授は話します。

マーケティングにおけるデザイン

 

 

マーケティング業務においてもそのプロセスをデザインすることがとても重要です。そしてその原理原則は「誰に・何を・どのように」です。この原理原則に基づいて、商品づくり・プロモーション・顧客とのコミュニケーションを行っていくことになります。

 

そしてそれらを機能させるための見た目やメッセージを調整することが本来のデザインの意味となります。

 

ここ最近、UI/UXデザイナーという言葉が広まっています。デザイナーとして働いている人たちの目指す職種のように思われていますが、UI/UXというのはまさに設計のことです。本来のデザイナーの仕事なので、全員がUI/UXデザイナーであって然るべきだと思います。

 

そのためには、顧客を理解し、テクノロジーを理解し、ビジネスを理解する必要があります。まさに経営そのものとも言えます。

 

定着した言葉を翻すことは難しいとは思いますが、多くのデザイナーはスタイリストだと認識して、デザインは自分自身で行うことを意識してマーケティングにあたるのが、現状では良い選択なのかなと思っています。

 

「デザイン」とは設計することなので。

 

タグ:マーケティング

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