売れないセールスパーソンの特徴

1/30/2017

 

また飛び込み営業が来た。1ヶ月に1回くらいは来てる気がする。


突然ドアホンが鳴り、ドアカメラで見ると、知らないスーツ姿の人。「アポ入れてたっけ??」と一瞬不安になりながらドアを開ける。

 

「お忙しいところ申し訳ございません。このエリアを担当している●●と申します。」と名詞を差し出す知らない人。お決まりのパターンだ。

 

多いのは採用系の会社と証券会社と保険会社。この間は日本生命さんが来た。自信のかけらも感じられない表情をしている。元気もない。こういっては失礼かもしれないが、幸の薄いオーラがにじみ出ている。


とりあえず、お決まりの挨拶からの名詞攻撃。差し出された名詞を受け取る。

 

「渋谷エリアを担当しておりまして、情報誌を配布させていただいてます。」とよくわからない冊子を渡されたので、とりあえず受け取る。だいたいすぐに要件は言わない。

 

「御社はどんな事業をされているのですか?」と質問されたので、「この社名で検索してもらえればwebサイトがあるので、そこに事業内容は書いてます」と返答。


「訪問先の情報調べんと来るとか、どんなけ作業で仕事してんねんな。」と心の中で若干憤る。(まぁ、数撃ちゃ当たる方式なんでそんなことしてる時間が無いという理屈やとは思うけど。夜中か早朝にやれるやろ、と思ったりもする)

 

 

「で、なんですか?」というこちらからの問いかけに応じる形で、「保険はお考えではありませんか?」と当たり前の話を振られる。


もし保険に興味を持っていれば名詞をみた時点で反応してるはず。その時点で気付いてほしい。まったく興味がないことと、話に食いついていない時点で、あなたにも興味がないことを。

 

「保険はいりません」と応えると、「では、また定期的の情報をお届けにあがらせていただきます。」と勝手にまた押しかける宣言をされました。「情報ってなんの?」と言いたいところを、とっとと終わらせたかったのでぐっとこらえる。


ドアを閉めようとすると「よろしければお名刺を頂戴できませんか?」と、なんの脈絡もなくお願いが飛んできた。名詞獲得ノルマの足しにするための見え見えの悪あがき。心苦しく感じながらもお断りしてお帰りいただきました。

 

少し前までは名詞を渡していましたが、その後なにか連絡が来るわけでもないので、今はあげないことにしてます。

自信の無い人から商品は買わない

 

 

こういう「営業という仕事を罰ゲームのように感じている人」を見るたびに残念な気持ちになります。


セールスが無くなれば、世の中の動きは止まります。どんな職業よりも大事な仕事だと僕は思います。飛び込み営業に来る人達はマーケティングをもっと勉強した方が良いといつも思います。


そういうやり方をしろと会社から教わっているのが現況だと思いますが、仕事が取れないなら「どうやれば興味を持ってもらえるか?」「相手のためになるか?」を考えて工夫をすることを考えて欲しいもんです。

 

もしかしたら持参した誰が喜ぶのかわからないような情報誌が彼女なりの工夫だったのかもしれません。少なくとも申し訳無さそうな顔をしてセールスに来られても何も買いたいとも思わないので、せめて元気に来てほしいもんです。

 

認知のされ方が全ての始まり

 


事業所に尋ねるのであれば、ビジネスの情報に興味があると考えるのが普通だと思います。

 

例えば、うちの場合は企業向けのマーケティング支援をしています。であれば、付き合いのある中小企業がどういう状況で、どんな課題を抱えているのかという情報を整理したものであれば、興味を持つと思います。

 

また、自社の商品に興味を持たせる話の持っていき方としては、保険という金融商品がどう事業にメリットを与えられるのかを紹介するとかも考えられます。

 

 

セールスエリアが決まっているのであれば1件1件訪問するのではなく、そのエリアの事業者の交流を図るパーティを主催するとかもありだと思います。

 

パーティを企画して招待状をポスティングすればいいだけです。うちのオフィスの周辺は立ち上げ間もない会社や中小規模の企業が多いエリアです。コミュニティを作りやすい規模の企業が集まっていると言えます。

 

コミュニティの主催者として自分の存在を知ってもらうことで、積極的に話を聞く機会を作ることができます。自分の話に聞く耳を持ってもらえる状況も作れます。

 


「仕事中に突然売り込みに来きた人」という入り方だと、売る人と判断する人という主従の関係がどうしても最初から築かれてしまいます。


「ビジネス交流の場を作ってくれた主催者」としての認知のされ方だと、その後の関係が対等になります。ゴールには商品を売るという目的があったとしても、売り込みに来た人でない限りはターゲットとの距離は詰めやすくなります。


その状況を作るのがマーケティングです。

 

 

もしソリューションとして事業者へメリットが無いのであれば、そもそも売る相手を間違っています。すぐに止めた方が良いです。


会社に貢献することが自分の役割だとすると、事業部どうこう関係なく、法人ではなく個人に売ればいいと思います。個人セールスばかりやる人を法人セールスの部署に置き続けることはしないと思います。


個人に対してもメリットが無いのであれば別の仕事をした方が良いと思います。

 

とはいえ、こういう営業の方がまだまだ居るということは、web主流のこの時代にそれでも一定量はこの古代の売り方で仕事が発生しているからなんだろうなと、思ったりもするわけです。

 

 

タグ:マーケティング

Please reload

最近の記事

November 24, 2019

Please reload

フォローお願いします
  • Facebook Classic
  • Twitter Classic
Category
Please reload

Search By Tags
Please reload

関連記事
Please reload

  • Facebook - Black Circle

株式会社テマヒマ 東京都渋谷区桜丘町23-17 support@temahima.company

Copyright © 2015 Temahima .Inc   All Rights Reserved.