コンテンツをコンテンツ化する

4/23/2017

 

改めてコンテンツが大切だなと感じたお話。

 

テレビ局に勤める同期の結婚お披露目パーティに行ってきました。広告代理店時代の3年間、テレビ局担当をしていた時の知人です。メディア担当は横の繋がりがあり、競合する他の系列局だったり、代理店同士も仲良くしてました。


担当していたのが気づけば8年前くらいのになるので、集まった人数は少なかったものの、懐かしい面々に会えて楽しい会でした。

 

 

僕はあまり他人に興味がないので、普段その人のことを根掘り葉掘り聴くようなことはしません。なので、結婚式のプロフィールムービーで「あ、こういう奴やったんか」と発見があるのは好きだったりします。


こんな子供時代で、学生の時はこんな感じで、というのが知れるのも楽しいですし、この友達グループはただの友達グループじゃなさそう、とか詮索をしたりします。結婚相手との出会いのエピソードも、紹介されている行間を呼んで勝手に妄想して楽しみます。

 

新婦は新郎が当時所属していた報道部にバイトで来ていた子です。なかなか妄想が暴走します。当時は特に近しい存在ではなかったみたいですが、バイトを辞めて就職して2年が経ったタイミングで二人は急接近。

 

新郎から送られてきた誕生日おめでとうメッセージに、彼氏と別れて寂しさを埋めたいタイミングだった新婦が反応。あとはあれよあれよと交際1ヶ月で結婚までこぎつけました。ほんまかいな!と思ってしまうような展開です。男女の仲は何があるかわかりませんね。

 

思わず見てしまうおめでとうメッセージ

 

 

余興でおめでとうメッセージを紹介する映像を流すことはよくあると思います。今回はさすがテレビ局、と思わず言ってしまうような映像でした。


報道時代、県警に詰めていたこともあり、警察の人たちと関係が深い新郎。警視庁24時調の構成でその映像は始まりました。本編でもよく見るような強面の武闘派警察官が登場。わいせつDVDを持っているという容疑で新郎宅へ押しかける。


玄関先で「令状がないとがさ入れに応じる義務はない」と突っぱねようとする新郎。「そうだよ、任意だよ。」と言いつつ土足で上がり込む警察の人。


家の中を好き放題荒らし、リビングで数枚のDVDを発見。わいせつDVDかどうかを確かめるために中の映像をチェックすると、タレントさんからのおめでとうメッセージやら、県警の偉い人からのお祝いメッセージやらが流れてきました。


最後は新郎がコレクションしている高いお酒から、もう売っていないから絶対に飲むなと言われた山崎18年をお約束どおりラッパ飲みする警察の人。終始笑いがこぼれたおめでとうメッセージ紹介VTRでした。


ただメッセージを流すより、それを見させる演出があることで、よりそのメッセージが引き立つなと感じました。しかもその映像の作り込みはまさにテレビを見ているような感じ。まぁ、テレビ局の人が撮影・編集してるから当たり前といえばそうなんですが。


しょぼい演出の動画を日々見てるので、よりテレビ番組を作る人たちのコンテンツのクオリティの高さを実感しました。

 

パフォーマンスを高める掛け合わせを探す

 

 

広告も同じで、この媒体はもうダメだ、次はこの媒体だ。という話がよく出ます。でもたいがいはその使い方が下手くそだっただけだったり、そこで使うクリエイティブがイケてなかったりするだけです。


人が商品を買うためには、商品のことを知り、商品に興味を持ち、その商品が自分にとって役に立つものだとわかり、自分のためのこの商品を今買うべきものだと、思ってもらわなければいけません


媒体に出すところは、あくまで商品のことを知ってもらうことの一部分でしかありません。その一部分だけで良し悪しを語ってしまっては、いつまで経っても求める成果を出せません。


ごくたまにヒットすることはあると思いますが、それは宝くじに当たるようなことなので、それを期待してやり続けるのは賢くないやり方だと思います。

 

結婚パーティでのおめでとうメッセージ紹介VTRに興味を持っていない人もたくさん居ると思います。でも、作り方次第では人を引きつけ楽しませるコンテンツになります。


ターゲットに接触する場所やタイミングだけで判断するのではなく、そこで何をどういう形で伝えているかが重要だと思います。

 

 

p.s.
逆もまた然りで、テレビという媒体自体が生活者の中心ではなくなってきています。テレビはダメだとひとくくりに言われていますが、テレビコンテンツがダメなわけではありません。
視聴者に合わせた番組作りを余儀なくされているので、ダメだと思われるコンテンツが存在してしまっているだけです。
「いつ・どこで・だれに」を変えれば、「何を」であるコンテンツのパワーをより発揮できるはずです。

タグ:マーケティング

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