戦略を共通言語にする

1/26/2017

 

同じ言葉を使うところから始める、というお話。

 

ビジネスシーンでよく飛び交う「戦略」という言葉もまた、「マーケティング」と同じくらいフワッとした使われ方をしています。

 

精密機器メーカーのクライアントで、年間のマーケティングプラン(と言っても大きな会社さんで組織が縦割りのため、プロモーションプランにはなりますが)の作成をお手伝いしています。

 


クライアントの作った資料をタタキ台に、mtgで過不足を調整していいくような作業をしています。昨年度の振り返りと、現状の課題整理、それを元に次年度の方針と大枠の施策内容という流れになっています。

 

そのクライアントでは、「ブランディング」「デジタル施策」「リテール施策」「PR施策」と各担当部門があります。それぞれについて戦略を立てるページというのがあり、その後、各部門の施策方針について書かれていました。

 

 

戦略は近道を示すこと

 

「戦略」という言葉が使われる時、「作戦」や「戦術」の意味になってしまっていることが多いと思います。一つのプランに対して複数の戦略が用意されているような状況がまさにそれです。

 

「戦略」とは、目的を達成するための近道だと僕は捉えています。いろんな手段はあるものの、それを実現すれば目的を達成できる可能性が最も高まる、というものです。なので、複数あるということは、どちらかは効果的ではないということになります。


限られたリソースで最大の成果を得るためには、選択と集中が必要になります。その時にどこに力を向けるべきかを決めるのが「戦略」になります。

 

複数の人間で何かについて話をする時、「前提となる状況」と「使う言葉」を共有するようにしています。ビジネスシーンでは、特に僕が携わっているwebの世界では、わかりにくい言葉がいつも飛び交っています。


理解するのがムズカシイので、そういった企業を支援するパートナー企業が多くいます。パートナー企業の中には有象無象も多く居ます。この業界では、支援者側も本当に理解できていない状況があるため、不健全な状況がいつまで経っても改善しません。


(僕も全てを理解しきれているとは言えないので、各分野で信頼のおける仲間で周りを固めています)

 

 

プロジェクトを成功に導く決まりごと

 

議論を始める時は、共通言語を持つようにしています。みんなが同じことと認識できるわかりやすい言葉に変換して、認識のズレを無くす作業を最初にしなければ、議論が収束したようで全く収束していない事態になりがちです。


フワッとした言葉を元に議論をしてしまうから、着地点が定まらず、なんとなく決まったような感じになります。それに対して実行プランを詰めていってしまうので、何のためにそれをやっていたのか、それがベストな選択だったのかを振り返ることができなくなります。


検証できないものを改善することはできません。なので、毎回プランを作る時に熟考はしているものの、目的を達成するためにはまとはずれな計画を作り、一生懸命ずれた方向に走ってしまいます。

 

 

まずは、目的を明確にすること、その目的のためのプロセスを細分化すること、どういう進み方が最も効果的かを定めて、あとは徹底的にその効果的だと思われる手段を実現していくために動く。そして、実行の結果出てきた想定と実際との乖離を把握して、チューニングをしていく。


僕がプロジェクトを管理する時にやっていることはたったこれだけのことです。当たり前なことに思えると思います。

 

でも、物事の本質は常にシンプルです。物事は簡単にしないと理解できません。ビジネスは共同作業なので、関わる人たち全員が同じ方向を向いて、同じように前に進めなければ成功できません。

 

ムズカシイ言葉は必要ありません。現時点で最も正しいと思われる方向に向かって、ただひたすらテマとヒマをかけて突き進んでいくだけです。

タグ:マーケティング

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