広告で大切なこと

9/4/2017

思わず目に止めてしまう広告ってありますよね。最近のヒットはこれです。

 

チャーハンに続く、小栗旬がおいしそうに食べるCMの新シリーズです。小栗旬さんが中華料理屋でただシュウマイを食べるだけの内容です。


心の声でおいしさが表現されます。「このシュウマイを家で食えたなら・・・」という発言があったあとに、ナレーションで「食えます。」と挿入。商品画像が出て冷凍食品のCMというネタバラシの流れです。

 

 

小栗旬は同世代の星です。彼が出てることでまず目を留めました。おいしそうなシュウマイでさらに引きつけられました。小栗さんの食べっぷりで食欲がそそられ、映像から目が離せなくなります。


視聴者としての僕のリアクションはこんな感じでした。

「あ、小栗旬や。」
「シュウマイおいしそう。」
「おいしそうに食べるな。その食べ方試してみたい。」
「なんや。冷凍シュウマイの宣伝か。」
「おいしそうやな。食べてみたいな。」

 

ただ、残念なのは、商品パッケージの表示時間が少なくて、商品が記憶に残りにくかったところと、
商品名が長くて記憶に残りづらいところです。

 

 

広告の巨人が伝えるTVCMのポイント

 

 

広告の巨人デイヴィッド・オグルビーはTVCMの作り方についてこう言っています。

 

”ほとんどのCMの目的は、視聴者が次に買い物に言った時に覚えていてもらえるような売り文句を伝えることだ。セールスポイントは映像として視覚的に示し、「タイトル」もしくは「スーパー」として画面に出して、最低2回は繰り返すことを勧めたい”

 

”CMを作る時は、商品名が必ずわかるようにすること。それをCMの間、うんざりするほど繰り返すこと”

 

”視聴者がお店に行った時にすぐわかるようにパッケージを見せること”

 

”CMの中では、なによりも商品を目立たせること。”
(出典:ある広告人の告白)

 

 

上記著書の中では、こんな話も語られています。”CMの中で問題が起き、それから問題を解決すべく当の商品を持ち出し、そして問題が解決するところをデモンストレーションで示すと、単に商品を説明した時に比べて、売上が4倍上がる”

 

味の素のシュウマイのCMの構成は、おいしそうな料理、これが家でも食べれたらという課題、家でも食べられるという解決策でできています。

 

「食えます。ザ・シュウマイ。味の素冷凍食品から。」で終わっているので、商品のデモンストレーションが無い状態です。実際に家でも食べられているところまで描けていたら、より商品を印象づけることに繋がっていた可能性があります。(あくまで可能性ですが)

 

 

15秒、30秒で残せるのはせいぜい1つのことです。それをどこに置くかがクリエイターの腕の見せ所なのかなと思っています。「どういうか、よりも何を言うかの方が大事だ」とオグルビーも言っています。


広告のクリエイターさんは「どういうか」に執着していることが多いように感じます。見せ方はもちろん人の興味を引くためには大切な要素です。でも、そこで伝えられている内容の方がもっと大切です

 

あなたの会社の広告を見て、そこでターゲットに何を伝えられているのか今一度確認してみてください。

タグ:マーケティング

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